共働き夫婦が増え、「家事のあり方」を模索している方も多いのではないでしょうか。
Notionで家事を可視化して、家事分担を更新する方法をご紹介します!
この記事がおすすめの方
・家事負担を見直したい
・家事を効率よく可視化したい
・Notionを活用したい
「名もなき家事」「見えない家事」とは?
「名もなき家事」「見えない家事」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
「料理」「掃除」「洗濯」など明確な名前があり、イメージがすぐできるものとは異なるものです。
例としては…
▷トイレットペーパーの交換
▷靴を揃える
▷〇〇の詰め替え
▷消費期限の管理
▷子どもの送迎
などなど、考え始めるとキリがなく名前がないけれど、確かに存在をしている家事のことを「名もなき家事」「見えない家事」と表現しています。
「家事」を可視化すること

突然ですが、日々おこなっている家事を可視化できていますか?



無意識にやっていることだし…
やらなければならないことだし…
…と家事を「見える化」したことがない方は多いのではないでしょうか。
家事を仕事と同じように、可視化することで、お互いの家事負担を再認識することができます。
共働きご夫婦だけではなく、同棲中やシェアハウスに住んでいる方など、同じ屋根の下に暮らすもの同士で、一度家事を見直してみましょう。
野々村妻の見えない家事リストやAERAの共働き家事育児100タスク表などが、参考になります。



さらに詳しく可視化したいという方に向けて、Notionで可視化する方法をご紹介します。
Notionとは?
そもそも「Notion」ってなに??という方は、「スワンさん」という方が分かりやすい動画をアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。
Notion「家事を見える化」テンプレート



私が作成した家事リストのテンプレ配布します!
複製をしてご活用ください。
このテンプレートでできること
・日々の家事の可視化
・それぞれの家事負担状況の把握
・改善部分の洗い出し
テンプレの使い方



それでは、実際にテンプレを使用して分析をしてみましょう!
入力内容
家事リストの構成は以下となっています。


頻度
頻度は、数字が大きくなるほど頻度が高く、小さいほど少ない設定にしています。
- 年1回
- 3ヶ月に1回
- 1ヶ月に1回
- 週1回
- 週2〜3回
- 毎日
所要時間
所要時間は、数字が大きくなるほど時間が多くかかり、小さいほど短い設定にしています。
- 1分以内
- 1〜5分
- 5〜15分
- 15〜30分
- 30分〜1時間
- 1時間以上
割合
それぞれがどれくらいの割合でおこなっているか入力。
合わせて100%になるように入力をしてください。
分析
「頻度」「所要時間」「割合」を入力すると、ポイントに数字が反映されます。
頻度×所要時間×割合で、1つの家事に対する重みが算出されるようになっています。
あくまで参考値になるので、ご注意ください。
次のステップで、家事を分析してみましょう!
アレンジ
リストの項目は、野々村妻の見えない家事リストやAERAの共働き家事育児100タスク表を参考に作成をしています。各ご家庭によって項目は異なると思います。各自アレンジをしてください。
また、頻度や所要時間も参考値になります。各ご家庭によって、数字を調整してください。
我が家での活用方法



我が家でもリストを入力し、どのように家事負荷がかかっているのかを洗い出しをしました。
我が家のステータス
・共働き
・在宅勤務:夫→週4、私→週2
・残業:夫 >= 私
・休日:タイミングほぼ同じ
・基本の家事分担:得意な家事をそれぞれ担当
リスト入力や話し合いから判明したこと
- 私の負荷が多い気がするという曖昧な感覚だったが、それが可視化された
- 私だけがこだわっていた家事について、夫にガミガミ言ってしまっていた
- 夫も陰ながらやっていたことに気づけていなかった
- 代替することややらなくてもよいことに気づけた
改善を予定していること
可視化によって気づいたことから、我が家では以下を改善する予定です。
これを繰り返すことでより良い家事分担を目指します!
- 料理関連の負荷を分散
- どちらかのみが気にしていることについて小言を言わない
- ミールキットの購入
- 乾燥機付き洗濯機の導入検討
- お掃除ロボットの導入検討
まとめ
家事を可視化することは、パートナー同士で家事負担のバランスを検討するのに役立つ方法です。
なお、今回配布したリストでは、家事負担をポイントと表現しています。
しかし、このポイントを半分ずつにすることが目的ではありません。
ただ、「気づいたほうがやる」をずっと続けると、片方に負荷がたまり続けることは間違いありません。
お互いが心地よい着地点を見つけることにご活用ください。