ダイワハウスのリビング補償制度をご存知でしょうか。
今、私が住んでいる賃貸はダイワハウスさんの賃貸です。
ダイワハウスの賃貸を「D-room」と呼びます。その「D-room」にて賃貸契約する際に自動付帯される補償となります。
(賃貸に寄りますので付帯されるか必ずご確認ください)
先日、初めてこのリビング補償制度を使ったので体験談をまとめました。
この記事の内容
・ダイワハウス リビング補償制度について
・実際使ってみたレビュー
家財に傷をつけてしまい、高額修理に悩んでいる方は参考にしてみてください。
iMacにヒビ傷をつけました

あっ!!
あさいちの大きな夫の声で目が覚めました。
なんと…iMacに軽いひびをいれてました。
寝ぼけていて、ノートパソコンとiMacをぶつけてしまったようです。
小指の爪くらいの大きさの凹みと内部にヒビをいれてしました。



このままだと売りに出す時に価値が…!
…と夫が嘆いていました
まずは、Appleサポートに修理費用の確認。提示された金額は、概算で7万5000円。



そんな高い金額、家計に大打撃ぞ。許さぬ。
もっと安い修理費用にできないのかと夫にもう少し方法を探すように要請。
次に、非公式の修理ショップへ問い合わせをしました。ここで提示された金額はなんと12万円…
私自身、ガジェットについては詳しくないので、小指の爪程度の傷でそんなに修理費用かかるの!?という感じです。
そこで探しに探して見つけたのが「ダイワハウスのリビング補償制度」です。
我が家はダイワハウスの賃貸に住んでいます。ダイワハウスで賃貸契約する際に自動付帯される補償が「リビング補償制度」です。
恥ずかしながら、住み始めて1年以上経過しているのに、この「リビング補償制度」に入っていることを知りませんでした…
リビング補償制度とは
補償が自動付帯!保険料負担なしで幅広くサポートします
リビング補償制度 | 大和リビング株式会社
「リビング補償制度」が適用される物件では、入居契約の開始日より自動的に入居者様のお住まいに関する補償が受けられます。
賃貸契約をする際に同時に火災保険へ加入する必要があります。
ダイワハウス「D-room」かつ「リビング補償制度」が自動付帯される賃貸では、火災保険への加入が不要となります。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の商品で、賃貸住宅居住者総合保険ともいいます。
補償内容は?



自動でついてくる保険って、内容がショボいんじゃない??
リビング補償制度にはどんな補償があるのでしょうか。この保険は以下の4つの補償で構成されています。
【補償期間】契約書上の契約開始日より契約終了日または退去日のいずれか早い日まで
【被保険者】貸室賃貸借契約書上の入居者様
項目 | 保険金額・支払限度額 | 免責金額 |
---|---|---|
家財 | 200万円(破損・汚損等は50万円限度) | 3,000円(破損・汚損等) |
借家賠償責任 | 1,000万円 | なし |
個人賠償責任 | 1億円 | なし |
借用住宅修理費用 | 300万円 | 3,000円(破損・汚損等) |
家財保険
大切な家財が下記のように損害を受けた場合に、
保険金200万円/破損・汚損等は50万円限度、免責3,000円で補償されます。
事故によって生じた損害を補償
対象の事故は以下となります。
▷火災
▷落雷
▷破裂・爆発
▷風災・雹災・雪災
▷水災
▷水ぬれ
▷建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等
▷騒擾・労働争議に伴う暴力・破壊行為
▷盗難
▷破損・汚損等
事故にまつわる費用の補償
以下の費用を補償します。
▷事故時の諸費用
▷地震火災費用
▷失火見舞い費用
▷水道管修理費用
▷ドアロック交換費用
▷損害防止費用
▷権利保全行使費用
借家賠償責任
火事や爆発などの不測・突発的な事故によって、借りている家に損害を与えてしまった時に使えます。
大家さんへ賠償しなければならない場合に使うことが出来ます。
保険金1,000万円となります。
個人賠償責任
賃貸の所有・使用・管理に起因する偶然な事故や、日常生活に起因する偶然な事故により他人を死傷させたり、他人の財物に損害を与えた場合に補償をします。
例えば、洗濯機からの漏水で下の階へ被害があった場合や自転車事故を起こした場合の賠償に使えます。
保険金1億円となります。
借用住宅修理費用
不測かつ突発的事故により、賃貸に損害を与え修理した際の費用を補償します。
保険金300万円/免責3000円となります。
iMacのヒビ傷は対象になる?
さて、冒頭の事故に戻ります。
今回は、不慮の事故により大切な大切なiMacにキズをつけてしまいました。
先程記載した補償内容ですと今回は「家財保険」が使えそうです。
希望が見えてきたところで、リビング補償制度事故受付センターへ電話をしました。
しかし、事故受付のみでその場は終わりました。
その後、あいおいニッセイ同和損害保険㈱の担当者さんから連絡が来ました。



問題なく使用いただけます。3000円は自己負担いただきたく。
この回答を聞いた時、我が家は光で満ち溢れました。
つい数時間前までは7万5000円を払い、修理を出す話し合いをしていたのですから…
補償の範囲は?
今回は家財への損害ですが、保険担当者さんより、以下の追加情報を聞くことができました。
▷故意の場合、30万円まで保証
▷故意の場合、スマホは対象外
▷1年間の間に何度でも使用可能、トータル限度額なし
この保険の存在を知っていてよかったと思いました。
場合によっては補償対象・対象外になる場合もあります。
これはどうなの?と思った時は、一度保険会社へ連絡をしてみることをおすすめします。
手続き方法は?
手続き方法については、保険会社の方がとても丁寧に案内をしてくれました。
- 入居者自身で修理費用を負担
- その金額をあいおいニッセイ同和損保へ請求
- あいおいニッセイ同和損保から入居者へ保険金入金
上記の流れでした。
あいおいニッセイ同和損保から送られてくる書類の通り手続きをすれば、無事入金となります。
今回は、免責3000円の負担が必要となりましたが、当初の7万5000円負担に比べたら、かわいいものです。
まとめ
今回は家財保険をiMacへ使用しました。テレビ等へのキズにも使えそうです。
賃貸にキズを付けてしまった際は、将来の退去費用を抑えるためにも、事故が発生した時点で保険会社へ相談してみましょう。